立教大学のリーダーシップ教育

立教大学

2017/06/06

リーダーシップ教育

OVERVIEW

2006年度の経営学部開設とともに本格化した立教大学のリーダーシップ教育。その取り組みは学内だけでなく、社会からも注目されています。

経営学部のリーダーシップ教育 BLP(Business Leadership Program)

経営学科のコアカリキュラム。チームでのプロジェクト実行やスキル強化を通して、ビジネスリーダーシップを体験的かつ段階的に身に付けていきます。

全学部生対象「グローバル?リーダーシップ?プログラム(立教GLP)」

全学部生が履修できる、日本語から始まり英語でリーダーシップを強化する5段階積み上げ式のプログラム。
GL101は立教池袋高校や立教新座高校の生徒も参加し、年齢や専門性が異なる多様な受講生とグループワークをする中で、それぞれのリーダーシップを知り発揮する訓練をします。2017年度から英語でのリーダーシップ入門科目GL111を開講し、2017年度新設Global Liberal Arts Programの学生と一緒にリーダーシップを身に付けます。

理学部「理学とビジネスリーダーシップ(BL4)」

2014年度から設置された経営学部と理学部の学生が共に学ぶ、専門選択必修科目。理系的思考力?問題解決能力を社会におけるさまざまな問題に適用し、戦略的思考?起業家精神を学んでいきます。他学部の学生とのチームワークで、より大きな成果を生み出せることを経験的に学び、自らもビジネスリーダーシップを理解し、新たな価値創造のできる人材になることを目標としています。
BL4 導入担当教員 理学部物理学科  栗田 和好教授からのひと言
導入初年度の最終コンペでのエピソードです。理学部生だけのチームが総合2位に輝きました。しかし、このチームの提案は、実は一人の学生のスタンドプレーで成り立っており、BL4が目指すリーダーシップは発揮できていませんでした。理学部生も「がんばれば評価される」という自信にはつながりましたが、「他分野の人と関わって一人では出し得ない成果を出していく」という目標とは、大きな隔たりがある結果だったと言えます。
経営学部生、理学部生両者にとって、学んでいることも考え方も全く違う人がいるということを、大学生のうちに(頭で知っているだけでなく)実感として気付けるというのは、とてもいい相互作用です。このBL4を通して、より多くの理学部生に自分を客観視し、理学を通して学んだ考える力を活用する訓練の重要性に気付いてもらいたいと願っています。

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